レビュー翻訳
キング・オブ・バランスバイク

My Kick を実際に使ってみてレビューを書いていただいたサラさんの記事です。 キング・オブ・バランスバイクとして紹介されています。My Kick の特徴をよく捉えていて店主も同意できます。



我が家はBurleyを使って6年のBurleyファン一家です。Burleyがバランスバイクを作ったと聞いてどんなものかとても気になっていました。

私は仕事でバランスバイクの安全性をテストしています。嬉しい事に、Burleyバランスバイクの仕事も頂いたので、実際使って思った事を書いてみます。

BurleyのMyKickはいわゆるペダルレスです。幼児はまず両足で蹴ってバランスをとる事を学びます。

お子様がペダルつき自転車にいきなり乗ったら、かならずといって良いほど転倒します。これはある意味危険です。ですので、バランスバイクはとても有効なツールとなるのです。

MyKickがあれば、お子様は両足で蹴ってバランスをとり、姿勢をコントロールする事からまず学びます。

サラさん撮影編集1


MyKick のサドルとハンドルはお子様の成長にあわせて、簡単に高さ調整が出来ます。フレームが大きめなので、たとえお子様が自転車に乗るようになっても、蹴って近所で遊ぶ玩具として長く使えます。2歳半くらいから使えて、適応体重23Kgまでの仕様です。

私が一番感銘を受けたのは、MyKickの品質と考え抜かれたデザインでした。Burley社はハイ・エンドの商品を造るので、そのこと自体は驚きではないのですが、幼児用のバイクにも妥協が一切無かったことには感心しました。

グリップは幼児サイズながら、快適形状になっています。サドルはクッションの効いたカラーサドルを採用しているので、子供がしばらく遊んでも大丈夫です。

12インチのノーパンクタイヤは、超寿命でパンク知らずです。ハニカム・エアチャンバー構造なのでチューブ式タイヤと性能は同じ、しかも本格スポーク・リム仕様です。他メーカーのような安っぽいプラスチックタイヤとは全く違っています。

サラさん撮影編集2

私の長女にとって、自転車に乗ることは大変な挑戦でした。だいぶ前から自転車ショップで品定めをして16インチのハイ・エンド仕様車を娘に買い与えました。

でもその自転車は自転車に初めて乗る子供用の造りにはなっておらず、またそうした状況に配慮してデザインされたものでもありませんでした。

娘はなかなか乗れるようにはならなかったので、結局すこし考え直してバランスバイクにすることにしました。もう、末の子供には最初からバランスバイクで学ばせるつもりです。

バランスバイクは幼児に自転車の感覚をつかんでもらうには最適です。最初はまたいで歩行から始め、自分のペースで蹴って乗る事を覚えられるからです。

長女はバランスバイクで学んだ後すぐに自転車に乗れるようになりました。バランスバイクを使えば補助輪つき自転車は不要になります。補助輪があると子供はそれに頼るようになるので、自転車の感覚がいつまでも養えません。結局はバランスバイクがベストだと思います。

サラさん撮影編集3


先日、山に家族で出かけたとき、ハイキングロードでMy Kickを使ってみました。いわゆるダーツ路なので、自転車は入れないエリアでしたが、平気でした。子供がバランスバイクで遊んでいるのをとやかく言う人はいません。

My Kick はでこぼこの道でも安定感があってしっかり走行します。周りにいた大人たちも、「オオ〜」と感嘆の声を漏らしていました。

My Kickを見た人からは、「カラーサドルがいい」、「塗装の質がいい」、との声を聞くことが出来ました。彼らの印象としては、MyKick に乗った子供はすこし大人に見えるのだそうです。

サラさん撮影編集4

MyKickは日本でもBurley正規代理店でお求めになれます。ストライダーとは全く違う品質と質感。My Kick はアメリカでベストのバランスとして、そのレピュテーションを獲得しようとしています。私はBurley My Kickを皆様にお勧めします。

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本文は私の私見です。執筆に当たって、BurleyからMy Kick を試供されました。
by Sarah, Southern California