Burleyオーナー様からのお便り
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2017年11月:弊社の公式フィールドアドバイザーで、福岡でご活躍の吉積さんから寄稿して頂きました。ユーザー目線のとても詳細なレビューです。吉積さんは店長以上にトレーラーに熱い情熱を燃やしている方で、店長はいつも彼から刺激を受けています。吉積さんいつも有難うございます!


お世話になっております。
以前、トラヴォイについての自分なりのレビューをさせていただきましたが、ご提供いただいてから数ヶ月経ち、色々な場面でかなり使い込んだからこそ見えてきた部分もあるので、今回はユーザー的視点に加え、アドバイザー的な視点も交えてレビューしたいと思います。
以前のメールに書きましたが、見た目に反して走行時の安定感はかなりのもので、通常の走行時の不安感は全くありません。
ただし、積み荷が空の状態もしくは上段にだけ積んだ状態、なおかつある程度速度が出ている状態(時速20km程度)で路肩に落ちている石に片輪が乗り上げると、かなり跳ね、不安定になります。
通常のトレーラーと比べると車輪が小さく、車体幅も狭く、背が高い事を考えると、この特性はしかたない事だと思います。
なので、対策としては速度を抑制するのは大前提として、
◆積み荷が空の時は前方に落ちている石に特に注意する。
◆荷物を積む時は下段優先で、上段にだけ積むのは極力避ける。
やむを得ず上段にだけ荷物を積む際はいつも以上に速度を抑える。
◆タイヤの空気圧を低めにする。
等を心がけて使っています。
 
中でも、走行安定性を高めるためにタイヤの空気圧を低めにするのは、トラヴォイに限らずノマド、フラットベッド等、どのトレーラーでも有効だと感じます。自転車タイヤの指定空気圧というのは、当然自転車での使用を前提に設定されていると思いますが、バーレーのトレーラーですと、最大積載量を守って使う限り、大人が自転車に乗った時のような重さはタイヤにかかりません。
このため、どのタイヤ銘柄であっても、トレーラーに装着して使う場合は指定の空気圧どおりに入れると圧が高すぎて車体の跳ね・不安定の原因になる気がします。なので、私はトレーラーの空気圧は、タイヤに表示されている適正空気圧の下限ぎりぎり、もしくは自己責任で下限よりも少し下げて使っています。
特にスポーツバイクに乗りなれている方は、空気圧を高めにする事が当たり前の感覚として染みついているので、空気圧の上げすぎには注意が必要だと感じます。
トラヴォイは基本的にはどんなジャンルの自転車でも牽引可能だと思いますが、トラヴォイの安定走行できる速度を考慮すると、個人的にはロードバイクとの相性はあまり良くないかなと感じています。やはり折り畳み系の自転車との相性が良いトレーラーでしょう。
上記のように特定の条件下ではやや不安定な印象ではありますが、それを除けば、機動力・省スペース性・積載力・牽引時の違和感のなさ等、素晴らしくバランスのとれたトレーラーだと思います。
特にマンションのような住環境で、自転車で大きな荷物を運びたい方ならば、総合力ではトラヴォイ一択ではないでしょうか。
畳めば玄関や押し入れの隅にスッと収まる小ささ・省スペース性は、使い始めて時間が経った今でも感動ものです!
総合的に見ると優れた部分の方が断然多く、物としてとても気に入っていると同時に、日々の生活の中で大活躍してくれています!
トラヴォイの優れた点は、以前のメールに書きましたので、今回は使い込んで感じた弱点と感じられる部分を書いてみました。
 
ところで、以前、私がトラヴォイを紹介し、その後福岡の自転車店経由でトラヴォイを買われた男性がいましたが、先日その方とお会いしました。
少し話したところ、「週に何度かに分けて行っていた水や重い買い物を、週1度で楽にこなせるようになった!」と大変な喜び方で、トラヴォイを買ったことで毎日の生活が変わったと仰っていました。今はクロスバイクで牽引されていますが、近々ブロンプトンを買い、ブロンプトン+トラヴォイで生活されるようです。
その方は、トラヴォイ純正の黄色と黒の防水バッグを欲しがっていましたが、今はオルトリーブの物で代用するしかないようで残念だと仰っていました。(オルトリーブの物は大きすぎるようです)しかし、トラヴォイ自体には大満足で、「数年内で1番良い買い物をした!!」と相変わらず大喜びで、こちらも嬉しくなりました。
トラヴォイは、通常のトレーラーよりも扱いやすく、収納場所もとらないため、日本の住環境・道路環境との相性がとても良いトレーラーだと思います。



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この度、広島県で自転車のセミ・プロ選手をやっていらっしゃる有谿(アリタニ)選手夫妻に、弊店のオフィシャル・フィールドアドバイザーになって頂きました。Burleyの社名が、自転車選手だった「ビバリー」と「アラン」から来ていますので、Burleyの日本のフィールド・アドバイザーも、自転車選手夫妻が良いと店主は思っておりました。有谿選手夫妻との出会いに店主も感謝です!


フィールド評価をする有谿選手


自転車アスリートの視点から:有谿選手より

 

【Burleyの使用感について】

1,装着について
自転車とBurleyを繋ぐための金具は、後輪のハブ軸に通して固定する仕組みになっています。スポーツバイクの場合は車輪をクイックリリースレバーで簡単に着脱出来るようになっているため、金具を装着する上での工具が不要で、取り付けはとても手軽でした。

最初、妻の自転車に取り付けて走っていましたが、途中で長い登り坂に差し掛かった際に、妻とけん引を交代し、僕の自転車に付け替えて走ることになりました。 そのとき付け替えに1分もかかりませんでした。

2,走行感について
まず、とてもスムーズで、何も積んでいない状態だと重さを全く感じません。体重10kgと15kgの娘を二人乗せて走行したときも、少し重さを感じた程度で、20kgを超えるものを引っ張っているという感覚は全くありませんでした。

また曲がる際に、通常の走行と比べて動きに大きな影響があるかと思っていましたが、通常通り曲がるのと遜色無いのは、接続部分のゆとりが充分あるからだと思います。負荷を感じること無く、自転車が曲がった通りの弧を描いてリアカーも進んでいきます。

リアカー部分を外した後でも、うしろにリアカーがあるように錯覚するほど,違和感を感じません。けん引しててもともかく軽いのです。トレーラーの自然な取り回しには感動するばかりでした。

3, 制動性について
ブレーキをかけて減速したときに、後ろから押されるような感覚が少しありますが、その押されるような負荷は一気にくるのではなく、小さく数回にわけてくることから、自転車に合わせながら、減速にかかる力を上手に分散させていることがわかります。自転車との一体感があり、急激な力が加わるのではないことに安心感があります。


女性の視点から:有谿婦人より
保育園送迎を想定されるお母様方が多いと思いますので、私はそうした方向けに感じたことを書いてみます。

1,組み立て、畳込みについ(女性でもラクラク組立!)
組み立て、畳込みは女一人で1分かかりません。それというのも、各部の脱着がとてもスムーズだからです。 それなのに、しっかりと固定される仕組みになっておりぐらぐらするような不安がありません。Burley社30年のチャイルドトレーラーの歴史を感じます。

2, 二人乗り手押しベビーカー機能について(中の快適性と驚きの滑らかさそして存在感)
 

中は掘りごたつ式?になっていて子供は楽な姿勢で乗る事ができます。 6才男、4才女の二人が乗っても肩がぶつかることなく、ゆったり乗れ位の車内幅があります。

安全ベルトは、腰回りと、左右の肩から股の間を挟むものと2つあります。左右肩のバックルの脱着が別々にできるのがとっても嬉しいです!!左右セットにしないと脱着できないタイプのバックルのベビーカーも多くちっちゃいことですが、子供が じっとしててくれないときはベルトの脱着はイライラするものです・・・

その点、Burley製品はよく考えられています。ストレスを感じることなく子供を座らせることができます。

肩シートベルトは、車のチャイルドシートのような変にゴワゴワしたベルトではないので、1才の娘も装着を嫌がりませんでした。また5点止めなので圧迫しすぎず、ゆるゆるすぎず、いい感じに固定できます。

手で押した感想ですが・・・これはやはり20インチ車輪と3輪の成せる技なのでしょうか・・・驚きの滑らかさです。 なにせ、6才4才の二人をのせたトレーラーを、1才の娘が押せるのですから・・・相当なものです。(下写真)



段差へのストレスがほぼありません。坂道も余裕です。

それから後方の収納部分にも荷物がたっぷり入ります。これはお買い物の時に便利です。 私はスーパーでの買い物でも、そのままHoney Beeを店内に乗り入れしています。本当にビックリなのですが、子供が大人しく座っているようになり、「ゴーバスターズ」や「プリキュア」のチョコレートをおねだりすることがなくなりました。(これは嬉しい誤算です)

何より素晴らしいのはその存在の目立ち度です!! すれ違う人皆が振り返ったり、声をかけてくれたり・・・ 子供達も私もまんざらでもない様子(笑)

ありとあらゆる自転車を見てきたであろう、中央森林公園サイクリングロード受付係の方々も「こんなの初めて見た!自転車牽引兼ベビーリアカー!いいですね!!」とお褒めの言葉をいただきました。

3, 自転車での牽引(牽いている事を忘れるほどの一体感)

前輪はアームに常時付属で、折畳み式になっています。 アームの先についている手回しノブを回して、車輪上部パーツに表記してある文字を「STROLL」に合わせると、ベビーカーモード「BIKE」に合わせると、自転車牽引モードになる仕組みになっています。

自転車との接続は10秒です。一瞬です。 なのに本当にしっかり自転車と連結し、牽いている事を忘れるほどの一体感です。

坂道もデコボコ道も、車輪の小さな街乗りベビーカーの比じゃない快適さ!! 私は小柄な方なので、自身もHoney Beeに乗れたりするのですが(笑)、実際自分も乗ってみて、 牽いてもらうと、とってもリラックス、、、子供が寝てしまう理由がわかりました。(爆笑)。

遠藤様、サスペンション付き高級機種もあるけれど、Honey Bee でも十分過ぎるほど、吸振機能がありましたよ!Burleyもこの辺りをもっとアピールしていいかと思いました。

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